口腔ケアについて③
こんにちは、理学療法士の竹内です。
登場回数が多いので、そろそろ皆様にも覚えて頂けたでしょうか。
ろく舎のホームページにも竹内はたくさん載っていますので、よろしければゆっくり探してみてください。水色のポロシャツを着ています。笑
さて、口腔ケアについての記事をまとめてきましたが、ひとまず、今回が最後になります。
一番大切な手順を確認していきます。
1.うがい
左右の頬を膨らませてしっかりと動かしながらブクブクします。
頬と唇、舌を使いますので、口腔体操にもなりとても有効です。
2.入れ歯を外す
入れ歯専用のブラシで磨き、汚れや食べ物が残っていないか確認します。
必要な場合は入れ歯洗浄剤で殺菌しましょう。
3.歯の清掃
介護者が歯磨きを行うときは反対の手であごを固定したり、唇や頬をよけたりしながら磨くようにします。
歯ブラシが汚れたら、その都度、水ですすぎながら余分な水分をペーパータオルで拭って磨きます。
歯磨き介助を行うときは使い捨て手袋を使用すると衛生的です。
4.粘膜・舌の清掃
頬の内側、唇の内側、歯茎、うわあご、舌などの汚れを優しく取り除きます。
「口腔ケアスポンジ」、「口腔ケア用ウェットティッシュ」を使うのがおすすめです。
5.うがい
最後にうがいをして終了です。
以上となります。
皆様、口腔ケア3部構成にお付き合い頂きありがとうございました。
自宅でも使える内容が盛りだくさんだったと思います。
正直結構なボリューム感だったので、一回で覚えるのは難しいでしょう。
何度も記事を見て確認しながら、安全で必要な口腔ケアをしていただければと思います。
情報提供者 訪問看護 言語聴覚士 三河