寒い冬を元気に!介護のプロが教える冬の健康管理ポイント

こんにちは!社会福祉法人ろく舎です。

北海道もいよいよ本格的な冬の季節となってまいりました。寒さが厳しくなるこの時期は、
特に体調管理に気を配りたいものですね。今回は、当施設での取り組みも交えながら、
冬を元気に過ごすためのポイントをご紹介します!

寒い季節こそ、室内環境への気配りが大切です。目安は、室温20~22度/湿度50~60%です。
各施設・物件では、利用者様の様子を見ながら、こまめな調整を心がけています。廊下や居室の
温度差も要注意!急激な温度変化は体調を崩す原因になりかねません。

★実践ポイント★
・温度計、湿度計を目に付く場所に設置する
・乾燥対策に加湿器や濡れタオルの活用
・1日2回の換気で空気を入れ替え

寒さで外出が減るこの季節、室内でも体を動かす工夫が必要です。デイサービスでは
午前中、バイタルチェク後体操から始まります!座ってできる運動でも◎

また冬場ではのどの渇きを感じにくく、うっかり何時間も水分を摂っていなかった・・・
なんてことも。意識的な水分補給も欠かせません!

★日々の取り組みポイント★
・朝のラジオ体操で一日をスタートする
・2時間おきの水分補給タイム
・手足の指先を動かすゲームの実施

体を内側から温める食事は、冬の健康管理の強い味方です。積極的に温かいものを召し上がる
のはもちろんですが、食材選びも重要です!ろく舎で提供するご飯は、管理栄養士の元
作られたメニューで、ご利用者様には安心と美味しいを日々提供できるよう努めています。

★食事の工夫ポイント★
・根菜類や温かい汁物を積極的に摂取する
・ビタミンやミネラルを意識したメニュー作り
・食べやすい食事の温度調整

体調の変化は、小さなサインから気づくことが大切です。
以下のような変化を感じたら、早めの対応を心がけましょう!

★注意したい症状★
・手足の冷えが強くなった
・いつもより疲れやすい
・食欲の低下が続く
・息切れや動悸を感じる

寒い冬を元気に過ごすためには、ご本人様の意識と、ご家族や周囲の方々のサポートが大切です。
日々の小さな心がけが、健康な冬の過ごし方につながります。

ぜひ、今回ご紹介したポイントを参考に、ご家族でお話ししながら実践してみてください!