季節の装飾づくりで認知症予防!?指先を使った創作活動のすごいパワー

こんにちは、社会福祉法人ろく舎です!

『手先を動かすと健康維持に役立つ』って聞いたことありませんか?

実は、これ、科学的に根拠のあるお話なんです!

手芸や工作、折り紙など、指先を使った創作活動は、脳の認知機能を活性化させ、認知症予防に効果があるとされています。

「単なる時間つぶし」と思われがちな手作り活動ですが、実は脳の活性化や認知機能の維持に驚くほどの効果があるんです!今回は、「指先を使った創作活動」がもたらす、心と体へのスゴいパワーをご紹介します。毎日の生活に取り入れるだけで、実は認知症予防にも一役買うかもしれない、そんな素敵な活動の魅力をお届けしますよ♪

施設での「手作り活動」の取り組み

社会福祉法人ろく舎では、季節の装飾づくりを中心に、さまざまな手作り活動を取り入れています。チラシで作るミニゴミ入れ、毛糸での編み物、色とりどりの折り紙や色画用紙を使った壁飾りなど、日常で使える小物から施設を彩る装飾まで、幅広い創作活動を楽しんでいます!

「私には難しそう…」と最初は尻込みする方も、できあがった作品を手にすると自然と笑顔がこぼれます。みんなで作った季節の装飾が施設内に飾られると、とても華やかな雰囲気になります♪

指先を使う活動で得られる3つの嬉しい効果

1.手指の機能アップで身体も元気に

指先をこまめに動かすと、こんな効果が期待できます。

・指の関節がスムーズに動くように
・握る力や指先の細かな動きが維持できる
・日常の動作(お箸を使う、ボタンをかけるなど)が楽になる

「最近、お茶碗をしっかりと持てるようになった」「お財布からお金を出すのが楽になった」
なんて声も聞かれます。小さな変化が日常をグッと快適にしてくれるのです!

2.脳がイキイキ!認知機能への効果

指先の運動は脳の広い領域を刺激し、特に次のような効果が期待できます。

① 作業記憶の活性化
「次に何をするか」手順を覚えながら作業を進めることで、自然と記憶力のトレーニングになります。料理のレシピを思い出すように、手順を覚えて実行することで、日常生活でも物事を順序立てて考える力が鍛えられます。

② 注意力・集中力の向上
細かい作業など、集中して取り組む時間が自然と脳のエクササイズになります。テレビを見ながらボーッとする時間より、手を動かしながら何かに集中する時間を持つことで、脳が活性化します。

③ 創造性の発揮
「この色とこの色を組み合わせたらきれいかも」「こんな形にしてみよう」と考えることは、脳に新しい刺激を与えます。同じパターンの繰り返しではなく、少しずつ工夫を加えることで、脳の柔軟性が高まります。

実は研究でも、手工芸を楽しむ高齢者は脳の機能が維持されやすいことがわかっています。楽しみながら健康づくりができるなんて、一石二鳥ですよね!

3. 心と人間関係も豊かに広がる

作品作りは、心や人間関係にもいいことがいっぱい!

〈心への嬉しい効果〉
 ・「できた!」の喜びが自信につながる
 ・夢中になることで、ストレスの解消に
 ・自分らしさを表現できる楽しさ

〈人間関係への効果〉
 ・「それ、どうやって作るの?」と自然に会話が生まれる
 ・「素敵にできたわね!」と互いに褒め合う場面も
 ・共同作業で一体感が生まれる

小さな創作で大きな幸せ時間を

指先を使った創作活動は、手先の機能を保ち、脳を活性化し、心を元気にしてくれる三拍子そろった素敵な時間。当施設では、これからも季節の装飾づくりや実用的な小物作りを通じて、みなさんの健康と笑顔を見守っていきます!

ぜひ、おうちでも「ちょっと何か作ってみようかな」という時間を作ってみてください。指先を動かして、心も脳もイキイキする素敵な時間をお過ごしくださいね♪