地域の歴史を学ぶ外出レク 「あしりべつ郷土館」を訪問しました

こんにちは!社会福祉法人ろく舎です。

先日、利用者様と一緒に「あしりべつ郷土館」への外出レクリエーションを行いました。地域の歴史に触れる素敵な時間となりましたので、その様子をお伝えいたします!

清田区民センター内にある「あしりべつ郷土館」は、私たちの施設からも近く、地域の歴史を学ぶことができる貴重な場所です。「あしりべつ」は札幌市清田区地域の昔の地名で、利用者様にとっても馴染み深い名前。今回は6月18日と19日の2日間に分けて、利用者様と職員合わせて40人でグループ訪問し、ゆっくりと見学することができました!

郷土館では、まず清田区の歴史をまとめた動画を視聴させていただきました。

その後、郷土史家の了寛紀明さんら郷土館スタッフの皆さまが、館内の昔の農機具や生活道具などの展示物一つひとつについて、歴史的背景や当時の人々の暮らしぶりを詳しくお話しくださいました。利用者様も興味深く耳を傾けていらっしゃいました!

見学中、利用者様からは「これ知っているわ、懐かしい!」という声がチラホラ。

昔の住居再現コーナーでは「昔はこんなふうだったのよ」「私たちの頃はこれを使っていたわ」と、ご自身の体験談をお話しくださる場面があり、利用者様のそんな声に私たちスタッフも心が温かくなりました。長い人生の中で積み重ねてこられた経験や記憶が、展示物を通じて蘇ってくる様子はとても感動的でした!

今回の外出レクを通じて、改めて感じたことがあります。

地域の歴史を学ぶことは、単に過去を振り返るだけではなく、利用者様にとっては「自分たちが歩んできた道のりを確認する」貴重な機会でもあるということです。

展示物の中には、利用者様が「初めて知った」とおっしゃるものもあれば、「昔よく使っていた」と懐かしがられるものもありました。新しい発見と懐かしい思い出、その両方に出会えた素敵な時間だったなと感じます。また、利用者様が職員に昔のことを教えてくださる場面も多く、世代を超えた学びの場にもなりました!

教科書では学べない、実際に体験された方からの生の声は、とても貴重で心に響くものでした。

「あしりべつ郷土館」のような身近な場所で、地域の歴史を学ぶことができるのはとても恵まれたことだと思います。私たちデイサービスセンター香音清田は、これからも地域とのつながりを大切にし、利用者様にとって意義深い活動を企画してまいります!

郷土史家の了寛紀明さんをはじめとするスタッフの皆様の丁寧な説明のおかげで、利用者様も私たちも、地域の歴史について深く学ぶことができました。お忙しい中、時間を割いて説明してくださった皆様には、心より感謝申し上げます。

今回の外出レクを通じて、普段とは違う環境で生き生きとお話しされる姿を見ていると、外出レクの重要性を改めて実感します。これからも、利用者様にとって楽しく、学びのある外出レクを企画し、地域の皆様との温かい交流を続けていきたいと思います。

地域の歴史を通して、新しい発見と懐かしい思い出に出会えた素敵な一日でした!

【 施設について 】

⚫︎あしりべつ郷土館
⚫︎ホームページ:https://ashiribetsu-museum.com/