当法人職員がSTVラジオに出演!理学療法士の想いを電波に乗せて
こんにちは、社会福祉法人ろく舎です!
5月、ろく舎の職員である長尾俊理事(医療部統括部長・理学療法士)がSTVラジオに出演し、多くのリスナーの皆様に理学療法士の仕事や想いをお伝えしました!
収録風景の写真とともに、各回の内容や想いをご紹介させていただきます。
STVラジオ「工藤じゅんきの十人十色」に4週連続で出演

長尾理事は北海道理学療法士会会員の立場で今回、STVラジオの『工藤じゅんきの十人十色』内の【ツルハ千年カメは万年】コーナーに出演。毎週火曜日、4回にわたって放送されました!
各回でお伝えしたこと
*第1回(5/6)〜長尾理事のプロフィール紹介〜

初回では、長尾理事が理学療法士を目指したきっかけやろく舎についてお話ししました。
幼少期にお父様が国立療養所で働いていたため、その頃から身近に心身が不自由な方がいる環境で育ったことが何より大きな影響を与え、理学療法士を目指した長尾理事。
また、地域リハビリテーションに興味を持ったきっかけについても語られました。当時は今のように在宅療養を支える介護保険が存在せず、病院を出た後の在宅生活の現状を知って衝撃を受けたこと。そして同時に「役に立てない自分にも絶望し、何とかしなきゃと思った」という体験が、地域全体で支え合う仕組みづくりを目指すきっかけとなったそうです。
*第2回(5/13)〜介護保険とリハビリテーションについて〜

2回目では、介護保険制度の中でリハビリがどのように位置づけられているかを詳しく解説しました。病院でのリハビリには90日〜180日の日数制限があり、その後は介護保険を利用することが選択肢のひとつになります。
制度を知らないがために適切なサービスを受けられない方がいる現状を踏まえ、それぞれのサービスの特徴と上手な活用方法について分かりやすく説明。知っておくと役立つ実用的な情報をお届けしました!
【介護保険で利用できるリハビリ系サービス】
介護老人保健施設/短期入所療養介護(ショートステイ)/通所リハビリテーション(デイケア)/訪問リハビリステーション/訪問看護/通所介護(デイサービス)
*第3回(5/20)〜寝たきり予防は閉じこもり予防から〜

寝たきりになる要因のひとつは「一歩も出ない閉じこもり」と言われており、心身が弱るリスクがあることを説明。
「脳梗塞で麻痺があっても活動的に暮らす人がいる一方で、目立った病気がないのに身体が弱る人もいる」という現実を紹介し、外出機会の重要性を強調しました。
そこで、外出機会を増やすための具体的な方法として、介護保険の効果的な活用法をお伝えしました!
【介護保険での通所サービスの種類】
① 通所リハビリテーション(デイケア)
② 通所介護(デイサービス)
*第4回(5/27)〜暮らせる・暮らせないは、個人と環境のマッチングから〜

最終回では、住み慣れた自宅で安心して暮らし続けるために、病気や怪我・老化などで感じる生活の限界をどう乗り越えるかについて語られました。
長尾理事は、環境を個人の機能に合わせることも大切な支援だという考え方を紹介。介護保険の「福祉用具レンタル」や「住宅改修」の活用法について説明しました。諦めずに環境を整えることで可能性が広がることを伝えた締めくくりの回でした!
地域との繋がりを大切に


今回のラジオ出演は、専門性を地域社会に還元する貴重な機会となりました。北海道理学療法士会の活動を通じて、職業の認知度向上や正しい理解の促進に貢献できたことを嬉しく思います。
放送をお聴きいただいた皆様からも温かい反響をいただき、改めて情報発信の大切さを実感しています。これからも利用者様お一人おひとりに寄り添い、質の高いサービス提供を心がけるとともに、地域との繋がりを大切にした活動を続けてまいります。
4週間にわたってお聴きいただいた皆さま、そしてこの機会を与えてくださったSTVラジオの関係者の皆さま、有難うございました!