自分のお口の中の特徴、自分でわかってますか?②
こんにちは、理学療法士の竹内です。
前回の続きの記事です。
まだ前回の記事を読んでない方はそちらから読んでいただけると理解が深まると思います。
簡単におさらいしてから続きの内容に移ります!
~高齢者・要介護者のお口の特徴~
大きく分けて4つの特徴があります。
- 自浄作用が働かない
- 虫歯と粘膜疾患が増える
- 食べ物が口の中に残る
- お口が乾燥する
続きの③から解説します。
・食べ物が口の中に残る
高齢者の多くは唾液の分泌が十分ではなく、お口の中が乾燥しがちです。
お口の中が唾液で潤っていないと、食べかすを洗い流す作用が働かなくなったり、食べ物を飲み込むことが難しくなったりします。
・お口が乾燥する
加齢に伴い、唾液の量は減少します。さらにお薬の副作用で唾液の分泌量が低下する症状も加わると、お口の中の乾燥がさらに進みます。
噛む、飲み込む、話すことがスムーズに行われなくなります。
また、乾燥により入れ歯が痛くて入れられなくなったり、外れやすくなったりします。
前回・今回の記事で唾液の重要性がよくわかりました。
私もこの記事を書きながら無意識にお口の中を舐めずってしまいました。笑
お口の中の汚れを取り除くことにより、唾液が少しずつ出るようになるそうです。
唾液が出ると乾燥が減り、自浄作用が改善されると、歯周病などのリスクも低減できます。
まずはしっかりとお口の汚れを落とし、唾液の分泌を促すことから始めてみましょう!!
情報提供者 訪問看護 言語聴覚士 三河