谷 祐助さんインタビュー記事(全4シリーズ)EP2.もっと谷さんを知りたい!

こんにちは!社会福祉法人ろく舎です。


4月12日のブログに続き、谷さんの紹介ブログ第2弾です!
今回は谷さんのこれまでの歩みをご紹介します♪


谷さんは高校を卒業後、砂川にある職業訓練校に進学されました。
その頃の谷さんがこちら!!

髪型はパンチパーマで、好きな音楽はヘビメタ♪
タバコも吸っていたそうです!なかなかのパンチですよね!!


職業訓練校を卒業後、実家に戻り仕事をされていた谷さんは、23歳の時に
一人暮らしを始めることを決意します!

しかし、物件探しは困難の連続だったそうです。
大家さんから「火の元の管理ができないのでは?」「近隣に迷惑をかけるのでは?」
「家賃を払えないのでは?」と、様々な理由で断られてしまいます。

それでも諦めず探し続けた結果、24歳でようやく入居できる物件を見つけました。


せっかく入居できたアパートでしたが、2年後に改修工事のため退去しなければ
ならなくなってしまいます。

そして、また家を探し始めた谷さんは、隣のアパートに空室があることを知ります。
しかし、その隣のアパートは2年前に大谷さんから入居を断られた物件でした。

それでも谷さんはもう一度、大家さんに入居させて欲しいとアタックしました。
大家さんは「この2年間、作業所に通う姿を見ていて、大丈夫だと分かりました。」と
入居を許してくれたのです。


谷さんは一人暮らしをする中で、「認めてもらえなかった現実」と「認めてもらえた現実」の
どちらも経験したと話してくれました。

そして「自分は日常生活を送っていただけだけれど、2年で大家さんの想いが変わったんだと思った。
お互いの人となりが分かり合えるとバリアも低くなる気がした。」と感じたそうです。


谷さんのお話を伺い、現在に比べ40年前は社会に障がい者への偏った見方があったことを
知ることができました。では、今の自分には「そのような偏った見方がないと言えるか?」と
いう問いも生まれました。

” どんな人でも住みやすい社会とは? “
これからも考えていきたいテーマだと感じました。



次回は谷さんの通う【NPO法人自立塾 地域活動支援センターゆるゆる】について
ご紹介いたします♪