こんにちは。理学療法士の竹内です

今回はまたしてもＳＴの三河さんの協力を得て、楽しいコラムを作ってみました。

今回のコラムを通してご自身・ご家族のお口の中の状態を確認する機会になってくれたら嬉しいです！

～高齢者・要介護者のお口の特徴～

大きく分けて4つの特徴があります。

• 自浄作用が働かない
• 虫歯と粘膜疾患が増える
• 食べ物が口の中に残る
• お口が乾燥する

・自浄作用が働かない

　自浄作用とは歯の表面や、歯と歯の隙間、舌などのお口の粘膜に付着した汚れや細菌を唾液により洗い流し、お口の中を清潔に保つ働きのことです。

高齢者の場合はこの自浄作用が働かなくなり、知らず知らずのうちに清潔に保つ力が弱くなっています。

・虫歯と粘膜疾患が増える

　自浄作用の低下により、細菌が繁殖し虫歯や歯周病の原因を作り出します。

また、加齢によって抵抗力が落ちることでさらに歯周病や粘膜疾患を進行させ、全身疾患に移行してしまうことも少なくありません。

今回はここまで…。続きはまた次回紹介します。

知らず知らずのうちにお口の中の清潔が保てなくなるのは驚きました。

普段からお口の中をチェックする習慣はあまり無いと思います。

今回の記事をきっかけに、少しでもお口の清潔さの大切さが伝われば幸いです。

情報提供者　訪問看護　言語聴覚士　三河